酢酸は短鎖脂肪酸。脂肪酸だったのですか

脂肪酸には、炭素数6以下の短鎖脂肪酸と、炭素数8~10個の中鎖脂肪酸と、炭素数12個以上の長鎖脂肪酸があります。

油脂として関係があるのは、長鎖脂肪酸です。特に炭素数が18個以上のもの。そのせいか、短鎖脂肪酸のことなど考えたことがなかったのですが、なんと、酢酸は、短鎖脂肪酸なのでした。

短鎖脂肪酸は、もちろん、カルボキシル基を持っているので酸性で、鎖が短いので水に溶けます。そして、クサイのが特徴です。

酢酸は、お酢の成分です。特有のにおいがあり、弱酸性です。エチルアルコールが酸化されるとできます。お酒を放っておくと酸化して酢になります。パスツールの時代、ワインが酸敗するのが問題になっていたのですが、これは酢酸菌のおかげです。酢酸の炭素数は、下図のように2です。

酢酸

酪酸は、炭素数が4です。酪酸の「酪」は、バターのことを指します。融点 −7.9 °C、水とはよく混ざりますが、食塩水には溶けにくいことから、酪酸水溶液に多量の食塩を加えると分離することができます。このあたりはバターやチーズと関係ありますね。

やはりくさくて、銀杏の異臭の原因でもあり、足の悪臭の原因でもあるそうです。さらに加齢臭もこれが入っているそうなので、想像できますね。

酪酸

カプロン酸は、融点 −3 °Cの無色の液体。炭素数は6です。きわめて不快な臭いを有する。カプリ (capri) とはヤギのことでヤギの体臭様の臭気を持つそうです。ヤギ肉はクサイといわれていますが、私はきっと食べたことがないと思います。

カプロン酸

短鎖脂肪酸は、クサイというのが特徴でした。

スポンサーリンク

フォローする

スポンサーリンク