2016-05

脂肪の合成

炭素を固定するカルビン回路 光合成暗反応

光合成の明反応によって、ATPとNADPH+H+というエネルギーがつくられました。次は光合成の暗反応で、空気中の二酸化炭素(CO2)が固定されます。途中できるグリセルアルデヒド3-リン酸から糖がつくられます。動物の場合は、血液中をグルコ...
脂肪の合成

ブドウ糖を脂肪酸に変える

ブドウ糖から脂肪酸をつくる時、アセチルCoAからスタートして、まず炭素数16のパルミチン酸をつくります。もともとアセチルCoAからつくられた、アセチルACPとマロニルACPを加えてできた炭素数4のブチリルACPに、マロニルACPから炭素を2...
脂質と健康

LDL(低比重リポタンパク)を悪玉にした犯人は?

LDL(低比重リポタンパク)は、コレステロールそのものではなく、また、コレステロール自体はとても大切なもので決して動脈硬化の原因となる悪玉ではないことはすでに脂肪とコレステロールの関係についてで書きました。では、動脈硬化の原因となるホン...
脂質と健康

脂肪をため込む脂肪細胞は肥満すると増えるよ

脂肪細胞には、脂肪をため込む「白色脂肪細胞」と脂肪を燃焼させる「褐色脂肪細胞」の2種類があります。白色脂肪細胞は、数が増え、大きさもふくらみ、脂肪を受け入れます。褐色脂肪はミトコンドリアを多く含み、熱を生産しますが、数が少ない。しかし、寒冷...
過酸化脂質

皮膚の常在菌による皮脂の分解とノネナール

加齢臭の原因物質といわれる2-ノネナールは、皮脂が常在菌によって分解されてできるのだと思っていました。ところが直接の原因は、皮脂のスクアレンが紫外線によって過酸化され、それが、オメガ7の一価不飽和脂肪酸であるパルミトレイン酸を過酸化して数段...
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