コレステロール 脂肪とコレステロールの違いについて 脂肪とコレステロールは、似たようなものだろうと思っていましたが、構造式を見るとまったく違うものだと分かります。脂肪はからだが使うエネルギーをためておくのが一番の役割です。それに対してコレステロールは、細胞膜、胆汁酸、ステロイドホルモンの材料になります。 2015.09.11 コレステロール
コレステロール 食事のコレステロールは気にしなくていい? 食べもののコレステロールは気にしなくてよいといわれるようになりましたが、私は身近な同僚が毎日牛丼を食べ続けて総コレステロールに「H」マークがついたので、とり過ぎないようにしようと思っています。コレステロールの目標量を撤廃コレステロー... 2015.09.11 コレステロール
脂肪酸 脂肪酸の化学構造式を見た方が油のことをずっと理解できる 油に水素添加するとマーガリンになります。油を構成するのは脂肪酸であり、その脂肪酸には水素添加できる不飽和脂肪酸があり、適当な割合に水素添加するとちょうどよい硬さの油になってバターのようになります。構造式を見ながら脂肪酸の性質を知ると理解が早... 2015.09.01 脂肪酸
オメガ3 オメガ3とオメガ6の脂肪酸はなぜ体の中で作ることができないのか? 動物は、脂肪酸をカルボキシ基(-COOH)から数えて9番目の炭素までは二重結合にすることはできますが、それよりも先の炭素を二重結合にすることはできません。そのため、それより先に二重結合があるオメガ6やオメガ3の脂肪酸は食べものから摂らなくてはならないのです。 2015.09.18 オメガ3
脂質の代謝 脂肪は消化されるとどうなる? 脂肪は消化されると、大まかにいうと、貯蔵される、燃料になる、細胞膜の材料になる働きがあります。脂肪の消化脂肪はグリセリンと3つの脂肪酸がついたトリグリセリド(TG)の形をしています。太っていると健康診断で中性脂肪が高いといわれる時が... 2015.09.07 脂質の代謝
脂肪をエネルギーにする 脂肪はエネルギーになるために脂肪酸がβ酸化されアセチルCoAまで分解される 脂肪が体の中でエネルギーとなるためには、脂肪から脂肪酸が切り離され、さらに分解されてアセチルCoAになる必要があります。アセチルCoAをつくる行程は、脂肪酸からアシルCoAに変わった後、アシルCoAのβ位に二重結合ができ、二重結合に水が... 2015.09.23 脂肪をエネルギーにする
脂質と健康 内臓脂肪の蓄積は皮下脂肪の蓄積よりずっと悪い 内臓脂肪がたまると、脂肪をためる脂肪細胞からアディポサイトカインという生理活性物質がたくさん分泌されるようになります。これは、脂肪細胞が「もう勘弁してくれ」といっているようなものです。インスリンの効きを悪くして、脂肪が細胞にたまらないように... 2015.09.24 脂質と健康