リノール酸

リノール酸の酸化

リノール酸の酸化は、二重結合の間にはさまれたメチレン基から水素が引き抜かれ、反応が始まり、二重結合した炭素の隣の炭素にヒドロペルオキシド基(OOH)が結合します。さらに、ヒドロペルオキシド基(OOH)が結合した部分から分解し、炭素数の小...
リノール酸

リノール酸が問題だと書く前に書いておきたいこと

リノール酸は昔は健康に役立つものでしたが、摂りすぎで今は悪者になっています。その原因は、大豆を始めトウモロコシなど穀物が家畜の餌として大量生産されるようになり、副産物の油が安価に入手できるようになったことではないかと思います。日本人にと...
中鎖脂肪酸

中鎖脂肪酸とは

最近、ココナツオイルが人気らしく、輸入食材店では何種類も並んでいます。スーパーでもちらほら見かけるようになりました。そのためか、中鎖脂肪酸ということばをよく聞きます。短鎖脂肪酸はクサイでは短鎖脂肪酸について書きました。クサイにおいが...
中鎖脂肪酸

中鎖脂肪酸は体にたまりにくくインスリンも効きやすくなる

中鎖脂肪酸は、炭素数8~10の脂肪酸で、中鎖脂肪酸からできた油は胃の中でほぼ、グリセリンと脂肪酸に分解されます。ミトコンドリアの中までそのまま入っていくのでエネルギー源になりやすく体にたまりにくい性質があります。また、糖尿病の改善に効果があ...
短鎖脂肪酸

短鎖脂肪酸は大腸上皮細胞が増殖するための栄養だった

食物繊維をヒトは消化できませんが、かわりに腸内細菌が短鎖脂肪酸に分解します。短鎖脂肪酸は、大腸上皮細胞のもっとも重要なエネルギー源となり、血液から送られてくるものよりもずっと依存度が高いです。短鎖脂肪酸はクサイで短鎖脂肪酸のことを少...
短鎖脂肪酸

短鎖脂肪酸はクサイ

食用油のにおいをかいでも臭くありませんが、脂肪酸が短くなるとにおうようになります。ギンナンのにおい、靴下のにおい、汗臭いにおいなど短鎖脂肪酸が原因です。炭素数2から6の短鎖脂肪酸のにおいを調べました。納豆がくさいのは短鎖脂肪酸のせいだ...
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油の種類の記事一覧

ごま油、オリーブ油、なたね油、ひまし油、こめ油、ココナッツオイル、パーム油を紹介しています。ごま油まずは、ごま油。サラダ油しかない(?)昭和の時代から、やや高級な油として使われてきました。焙煎ごま油とごまサラダ油(太白ごま油)があり...
ごま油

ごま油の作り方を調べた

栄養豊富なごまですが、ごま油は脂質100%です。脂肪酸組成は、オメガ6のリノール酸が40%、オレイン酸がやはり40%近くあり、その他はほぼ飽和脂肪酸です。ごま油は、焙煎したごまから油を搾ります。白ごま油は、焙煎しないごまから油を搾って精製したものです。白ごま油うがいにはこちらを使います。
ごま油

ごま油は酸化しにくく、ごま油で揚げたものも酸化しにくい

ごま油はゴマリグナンのおかげで酸化しにくいことが知られていますが、特に、焙煎ごま油は酸化しにくいです。ご自宅で揚げ物をする時は、体のためにも焙煎ごま油を混ぜるのがよいです。揚げ油の30%を焙煎ごま油にすると、加熱前より加熱後の方が酸化が抑えられるようです。
ごま油

ごま油に含まれるビタミンEは大豆油やえごま油より少ない

ごま油が酸化されにくいこと、抗酸化力が高いのはビタミンEが多いからだと本で読んだのですが、実際に調べるとかなり少ないです。とても酸化されやすい油だと知られている大豆油とえごま油と比較しても、ビタミンEの含有量は少ないことがわかりました。
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