DHA

水産物

水産物の中のオメガ3

魚、魚卵、貝、海藻、すり身の加工品、魚の缶詰などについてどのくらいオメガ3の脂肪酸が含まれているか調べた記事です。ほとんど、EPAとDHAの話です。魚にはEPAやDHAが多いといわれますが、全てではありません。少ない魚もあります。...
水産物

いわしのオメガ3脂肪酸

いわしには「うるめいわし」「かたくちいわし」「まいわし」があり、それぞれ脂質の量が違います。オメガ3の脂肪酸は、100gあたり1~2gあります。いわしの缶詰の場合は、身から水分が少し出るので、オメガ3の脂肪酸は、100gあたり2~4gありま...
オメガ3

オメガ3脂肪酸とはどのようなものか?構造から理解しよう

オメガ3は脂肪酸の種類を指しています。脂肪酸のオメガ端から3番目の炭素に二重結合をもちます。α-リノレン酸、EPA、DHAがあります。必須脂肪酸であること。融点が低く、酸化されやすい特徴があります。
α-リノレン酸

α-リノレン酸がEPA、DHAに変換されるまで5つの反応がある

炭素数18のα-リノレン酸は5つの酵素反応によって、二重結合を3つ増やし、炭素数を4個増やします。この反応で、EPAとDHAができます。
α-リノレン酸

αリノレン酸がEPAとDHAに変化する割合はとても低い

亜麻仁油やえごま油はEPAとDHAに変換されるから、いろんなものにかけて摂った方がよいとすすめられますが、EPAやDHAに変換される比率は高くありません。EPAやDHAを摂るなら魚を食べるのが一番よい方法です。えごま油や亜麻仁油は、...
オメガ3

EPAやDHAサプリの原料になる魚油について

EPAやDHAサプリの原料になる魚油は、ニシンを始めとする回遊性の魚からとられるそうです。魚油は魚粉を製造するときの副産物です。魚粉は、養殖魚や家畜のエサ、肥料、また食品にも使われています。ニシンの歴史 (「食」の図書館)を読みまし...
オメガ3

魚にEPAやDHAが多いがこれらは魚にとっても必須脂肪酸だった

魚に特別EPAやDHAが多いのは、自分で合成しているのかと思っていましたが、ラビリンチュラ類という微生物がつくりそれをエサにしているからだとわかりました。必須脂肪酸は魚にとっても必須脂肪酸でした。そればかりか、脊椎動物にとって必須脂肪酸なのです。体にたまる脂肪は食べたものに影響されています。
オメガ3

ラビリンチュラ類のDHAとEPAが魚の脂肪に移る

魚に豊富に含まれるEPAとDHAは、ラビリンチュラ類などの微細な藻が生産したものを食べて自分の脂肪に蓄えたものです。ラビリンチュラ類は、細菌類や真菌類、水棲の多細胞植物をエサにしています。また、ラビリンチュラ類は、亜熱帯から熱帯にわたるマングローブ域に豊富に生息しています。
水産物

DHAが多い食品は?

魚の脂肪にはDHAの方がEPAより多く含まれています。成人男女には1日2g程度のオメガ3脂肪酸が必要とされていますが、いわし、さんま、さばなどの青魚を100g食べると、さんまとさばならDHAだけで2gを超えてしまいます。DHAが多い食品ベス...
生活習慣病

魚を食べていると生活習慣病が予防できる

EPAとDHAはオメガ3の脂肪酸です。EPAにはいわゆる血液サラサラ効果があり、抗凝固薬、血小板凝集抑制薬として使われています。冠動脈疾患、脳卒中、糖尿病、いくつかのがんに効果があります。魚に豊富に含まれています。それぞれ含有量を調べました。
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