脂質と健康

LDL(低比重リポタンパク)を悪玉にした犯人は?

LDL(低比重リポタンパク)は、コレステロールそのものではなく、また、コレステロール自体はとても大切なもので決して動脈硬化の原因となる悪玉ではないことはすでに脂肪とコレステロールの関係についてで書きました。では、動脈硬化の原因となるホン...
脂質と健康

肉だけを食べて生活するとどうなるか?

肉だけを1年間食べ続ける。1日あたり230グラムの脂肪と120グラムのタンパク質と炭水化物はわずか5~10グラムの食事内容です。脂肪だけで2070kcalあります。こんな食事内容でも1年後実験前と同様な良好な健康状態を保っていました。ただし...
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日本人は油の摂取量を増やすと糖尿病になりやすくなるかもしれない

日本人の体質に関する本を読みました。現在のような脂肪(油)の摂取量が多い食事をしていると、日本人は、糖尿病になりやすくなるかもしれないそうです。脂肪(油)の代謝(分解)とインスリンは関係ないのですが、内臓脂肪がインスリンの効きを悪くするので...
脂質と健康

再生しない細胞のことを考えると油は重要かもなあ

人間の細胞は3ヶ月で入れ替わるなんて、よくサプリメントのCMでやっていますが、再生しない細胞があります。神経細胞、骨格筋細胞、心筋細胞です。私の年齢と同じだけ生きています。再生しないですが、オートファジーという仕組みで細胞の中をリフレッシュ...
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脂肪(油)のとり過ぎは1970年代から問題視されていた

脂肪(油)の摂取量は、1975年頃には現在と同じくらいの量になっていました。今から40年前ですが、肥満、高血圧、糖尿病になると警告されていました。食事全体の脂肪の量を減らした方がよいかもなあと思いました。続まちがい栄養学 (新潮文庫...
脂質と健康

日本人は肉を食べて米を食べなくなった

1965(昭和40)年から2013(平成25)年までの日本人の食生活を調べると、カロリーは変わらない、もしくはわずかに減っていますが、脂肪の摂取量は3倍になっています。その分、炭水化物の摂取量が減っています。つまり、ごはん(米)を食べなくな...
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内臓脂肪の蓄積は皮下脂肪の蓄積よりずっと悪い

内臓脂肪がたまると、脂肪をためる脂肪細胞からアディポサイトカインという生理活性物質がたくさん分泌されるようになります。これは、脂肪細胞が「もう勘弁してくれ」といっているようなものです。インスリンの効きを悪くして、脂肪が細胞にたまらないように...
脂質と健康

脂肪をため込む脂肪細胞は肥満すると増えるよ

脂肪細胞には、脂肪をため込む「白色脂肪細胞」と脂肪を燃焼させる「褐色脂肪細胞」の2種類があります。白色脂肪細胞は、数が増え、大きさもふくらみ、脂肪を受け入れます。褐色脂肪はミトコンドリアを多く含み、熱を生産しますが、数が少ない。しかし、寒冷...
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脂肪が好きなのは本能なのだろうか?

油は、ほぼ無味無臭なのに食品に加わるとおいしさが増します。また、ストレスがかかると、β-エンドルフィンなどオピオイドペプチドの分泌量が増え、それが高砂糖・高脂肪食を食べることを促し満足感を与えるようになります。ついでに食べすぎます。油...
脂質と健康

脂肪は脳に作用する

脂肪が脳に作用して快楽を感じさせること。そして、糖と脂肪の組み合わせは、さらに快楽を感じさせて魅力が増します。太りたくない人は、この組み合わせにくれぐれも注意してください。というより、すでにおいしいものはこの組み合わせだったりするのですが・・・。
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