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なたね油

ナタネの品種について無エルカ酸(エルシン酸)と低エルカ酸のもの

なたねは、もともと体によくないエルカ酸(エルシン酸)とグルコシノレートを含んでいましたが、国産の場合、品種改良により、これら成分を含まないダブルロー品種ができています。しかし、なたねの自給率は0.05%であり、外国産のなたねを搾った油は...
なたね油

なたね油はカノーラ(キャノーラ)油へ

なたねの在来種には油にエルカ酸(エルシン酸)を含むことと、搾りかすにグルコシノレートという植物毒を含む問題がありました。カナダで品種改良によって解決されてできた油が、カノーラ油です。また、日本のなたねも、品種改良で無エルシン酸低グルコシノレ...
油の種類

ヒマシ油は実に変わった油だ

ヒマシ油は食用でないので今まで記事にしませんでした。ところが、美容と健康のための 植物オイル・ハンドブックを読むと、カスター油という名前で書かれていて、脂肪酸組成がとても変わっているのです。それで、忘れないうちに書いておくことにしま...
こめ油

米油の脂肪酸組成と成分の特徴

米油は、米ぬかから溶剤抽出法で搾油され精製された油です。脂肪酸組成は、オレイン酸、リノール酸が多く、α-リノレン酸はごくわずかしか含まれません。その他成分にはビタミンEが含まれ、トコトリエノール、γ-オリザノール、植物ステロールが含まれてい...
こめ油

米油とトランス脂肪酸

米油はトランス脂肪酸が多い?という書き込みを見て、調べてみました。米油のトランス脂肪酸の含有率は約1%。植物油の精製されたものなら、普通の数字です。水素添加し、常温で固まるショートニングやマーガリン、ファットスプレッドに比べれば問題になりま...
ココナッツオイル

ココナッツオイルはオメガ3の油ではない

ココナッツオイル、オーガニックなものは人気があるようですが、オメガ3の油ではありません。ココナッツオイルの脂肪酸組成は90%以上が飽和脂肪酸で、オメガ3の脂肪酸は0(ゼロ)です。炭素数12の飽和脂肪酸、ラウリン酸が一番多い成分です。...
ココナッツオイル

ココナッツオイルはヤシ油について調べれば分かるよ

ココナッツオイルは、ヤシ油のことです。炭素数12の飽和脂肪酸ラウリン酸が主成分です。次に多いのは炭素数14の飽和脂肪酸ミリスチン酸です。酸化しにくく保存性はよいと思いますが、コレステロール値を気にしている人は、少し注意が必要かもしれません。...
油の種類

パーム油は世界一生産されている油であった

パーム油は世界一生産量の多い油です。洗剤の原料になるのかと思ったら、90%が食用で使われています。脂肪酸組成は、約40%がパルミチン酸(C16:0)、35%をオレイン酸(C18:1)が占めます。パルミチン酸を始め飽和脂肪酸が多いのが特徴です...
油と調理

油を使った加熱料理には酸化防止にショウガを入れよう

油を使って炒めたり長時間煮ると油は酸化していきます。しかし、ショウガを一緒に炒めたり、炒めてから煮ると酸化が抑えられます。調合サラダ油、サフラワー油(紅花油)、ゴマ油、オリーブ油を使う場合、それぞれ酸化が抑えられましたが、ゴマ油は、もともと...
油と調理

カレーに使われている油にも注意してみよう

ある日買って来たカレールーの箱をひっくり返すと、原材料名に食用油脂(パーム油、なたね油)と書かれていました。食品メーカーは安くて酸化しにくい油を使っているのです。もし、嫌だなと思ったら自分でスパイスカレーをつくればよいのです。カレー...
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