あじ(鰺)のオメガ3脂肪酸

あじのオメガ3脂肪酸は、100gあたり1~2gです。あじフライか干物を1枚食べると1日分のオメガ3は十分摂れそうです。「まあじ」「にしまあじ」「むろあじ」の生と干物について調べました。

あじ

あじに含まれる脂質は3~9g

あじ(鰺)は、開きやアジフライをよくお昼に食べます。あじの刺身もおいしいですが、自分でわざわざ買わないです。

あじにどのくらいオメガ3の脂肪酸があるのだろう。栄養成分は日本食品標準成分表2015年版(七訂)から調べました。

あじを調べると、「まあじ」「にしまあじ」「むろあじ」がありましたので、生と干物の数字で表をつくりました。

あじに含まれる脂質は、3~9gと少しばらつきがあります。にしまあじに脂質が一番多いです。

あじに含まれるオメガ3脂肪酸は1~2g

オメガ3の脂肪酸は100gあたり1~2gといったところです。くさやだけ少なくなっているのは、くさや汁に棲む菌によって消化されたのでしょう。

あじの刺身や干物を食べると、オメガ3の脂肪酸1日分の必要量である約2gはまかなえます。

干物の方が、脂質も脂肪酸も少し多く見えるのは、干すことで水分が少し減るからです。

100gあたりの栄養成分
まあじ/
皮つき生
まあじ/
開き干し
にしまあ
じ/生
むろあじ
/生
むろあじ
/開き干し
むろあじ
/くさや
エネルギー 126kcal 168kcal 169kcal 166kcal 155kcal 240kcal
水分 75.1g 68.4g 69.9g 67.7g 67.9g 38.6g
たんぱく質 19.7g 20.2g 19.6g 23.6g 22.9g 49.9g
脂質 4.5g 8.8g 9.1g 6.9g 6.2g 3g
炭水化物 0.1g 0.1g 0.1g 0.4g 0.1g 0.3g
灰分 1.3g 2.5g 1.3g 1.4g 2.9g 8.2g
飽和脂肪酸 1.1g 2.35g 2.48g 1.79g 1.6g 0.8g
一価不飽和脂肪酸 1.05g 2.23g 3.04g 1.11g 1.36g 0.37g
多価不飽和脂肪酸 1.22g 1.78g 2.2g 1.66g 1.53g 0.77g
n-3系多価不飽和脂肪酸 1.05g 1.59g 1.99g 1.45g 1.31g 0.64g
n-6系多価不飽和脂肪酸 0.13g 0.19g 0.17g 0.21g 0.2g 0.13g
16:0パルミチン酸 670mg 1400mg 1600mg 1100mg 960mg 430mg
18:0ステアリン酸 250mg 540mg 600mg 340mg 300mg 210mg
18:1計 630mg 1300mg 2400mg 680mg 740mg 240mg
18:2n-6リノール酸 31mg 67mg 54mg 52mg 59mg 27mg
18:3n-3αーリノレン酸 18mg 34mg 40mg 40mg 40mg 15mg
20:4n-6アラキドン酸 61mg 98mg 56mg 82mg 64mg 43mg
20:5n-3イコサペンタエン酸 300mg 400mg 520mg 350mg 310mg 100mg
22:6n-3ドコサヘキサエン酸 570mg 950mg 1100mg 900mg 800mg 460mg

「にしまあじ」とは?

大西洋で獲れるまあじが、「にしまあじ」でした。

ところで、にしまあじとは聞いたことがありません。調べてみました。いつもぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑を見せていただいています。二シマアジもありました。

大西洋に生息するマアジの意味。(中略)

マアジは非常に需要が高く、鮮魚・加工品原料として供給が追いつかない状況。それを補っているのが、輸入アジ。なかでももっとも古くから、またもっとも大量に輸入されているのが本種。ノルウェー産が多いので流通上は単に「ノルウェーアジ」で通じるほどだ。

スーパーなどで見かける安い開き干しのほとんどが、本種。総菜などにも活用されている模様。

ぼうずコンニャクさんは本を出されていて、この本は20万部突破とか。

NOTE

なんとなくあじは地味な存在なのですが、たまにあじフライや干物はとても食べたくなります。

くさやについては、くさやは干し魚に使う塩を倹約することから生まれたとかという記事を書きました。

くさやは干し魚に使う塩を倹約することから生まれたとか
農大の小泉先生が今年出した本、江戸の健康食: 日本人の知恵と工夫を再発見を読みました。小泉先生の書く文章の勢いは出版社によって微妙に変わる場合があるのですが、河出書房新社のこの本、とても勢いがあって読みやすいです。おまけに、読んでいると、と
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