はまちとオメガ3脂肪酸

はまちは100gあたり脂質が17gくらいあり、そのうち、オメガ3の脂肪酸は、約2gあります。ほぼ養殖されている魚だと考えてよさそうです。そのため脂肪酸は与えられたエサが反映されています。はまちがもっと大きくなるとブリになります。ブリは出世魚。大きさで呼び方が変わります。

はまち

はまちの脂質は100gあたり17g

はまちは脂が多い魚です。栄養成分は日本食品標準成分表2015年版(七訂)から調べました。養殖のデータはありましたが、天然魚のデータはありませんでした。圧倒的に養殖魚の方が多いのでしょう。

養殖魚なので、脂肪も脂肪酸組成も与えられるエサが反映されます。

はまちは皮つきの生で100gあたり17gが脂質です。皮をとった刺身でも12gあります。

オメガ3脂肪酸は100gあたり約2g

オメガ3の脂肪酸は、1.66~1.88gですから約2gあります。αリノレン酸<EPA<DHAの順番に多くなります。

100gあたりの栄養成分
ぶり/
成魚/生
はまち/
養殖皮
つき生
はまち/
養殖/皮
なし刺
エネルギー 257kcal 251kcal 203kcal
水分 59.6g 61.5g 66.4g
たんぱく質 21.4g 20.7g 21g
脂質 17.6g 17.2g 12g
炭水化物 0.3g 0.3g 0.3g
灰分 1.1g 1.1g 1.1g
食塩相当量 0.1g 0.1g 0.1g
脂肪酸総量 12.71g 12.84g 9.49g
飽和脂肪酸 4.42g 3.96g 2.81g
一価不飽和脂肪酸 4.35g 5.83g 4.11g
多価不飽和脂肪酸 3.72g 3.05g 2.57g
n-3系多価不飽和脂肪酸 3.35g 1.88g 1.66g
n-6系多価不飽和脂肪酸 0.37g 1.08g 0.84g
16:0パルミチン酸 2600mg 2500mg 1800mg
18:0ステアリン酸 750mg 610mg 430mg
18:1計 2400mg 3500mg 2500mg
18:2n-6リノール酸 190mg 880mg 680mg
18:3n-3αーリノレン酸 97mg 120mg 99mg
20:4n-6アラキドン酸 160mg 85mg 70mg
20:5n-3イコサペンタエン酸 940mg 450mg 390mg
22:6n-3ドコサヘキサエン酸 1700mg 910mg 830mg
※日本食品標準成分表2015年版(七訂)

はまちはブリと同じ魚でブリより小さい

はまちはさらに大きくなるとブリと呼ばれます。ブリは出世魚で、大きさによって呼び方が変わります。

さらに、知らなかったのですが、ハマチはもともと関東では使わなかったのですね。イナダの名前も聞いたことがありましたが、同じ魚だったとは知らなかった。確かに魚屋さんによってはイナダ刺身と書いてあるお店もありました。

ウイキペディアのブリにあった表を一部書き写しました。

稚魚
10cm
未満
20cm
未満
30cm
未満
40cm
未満
60cm
未満
70cm
未満
80cm
未満
80cm
以上
関東 ワカシ ワカシ・
イナダ
イナダ ワラサ ワラサ ブリ
関西 ワカナ ワカナ・
ツバス
ツバス ハマチ メジロ メジロ ブリ
北陸 ツバス、
ツバイソ
ツバス コズクラ ハマチ フクラギ ガンド、
ガンドブリ
ブリ ブリ

上の食品分析表にぶりを入れたのは、同じ魚だからです。

ブリとはまちを比較すると、脂質はほぼ同じなのに、オメガ3の脂肪酸の数字がかなり違っています。しかし、これはエサの違いが反映されているだけなので、はまちが大きくなってブリになるとオメガ3が増えるとは考えないようにしてください。

NOTE

いつも、長く電車に乗るときは、デパートの地下でお寿司を買います。まぐろの他、必ずはまちも入っています。脂が乗った魚が入っていると食べた時に満足感があります。

はまちは安いので、販売する側にとっても都合がよいのだろうなと思います。

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