ししゃものオメガ3脂肪酸

ししゃもには、国産のししゃもと、代用ししゃもとして入って来たからふとししゃもがあります。味はともかく、栄養成分は似ています。高タンパク、低脂質で、オメガ3の脂肪酸は約2g含まれています。

ししゃも

脂質は少なく高タンパクで低カロリー

下の表に、ししゃもからふとししゃもがありますが、からふとししゃもは、「カペリン」と呼ばれる別種で、代用ししゃもとして日本に入ってくるようになったとあります。(出典:カラフトシシャモしかし、栄養成分は似ています。

100gあたりたんぱく質が20g程度あり、脂質は8~11gと少なめ。炭水化物はほぼないので、高タンパク低カロリーの食品です。

オメガ3脂肪酸は2g弱

ししゃも、からふとししゃもともに、オメガ3脂肪酸は、1.4~1.8g程度、2g弱含まれています。その構成は、EPAとDHAが多いです。

脂質としては、オレイン酸が一番多く、パルミチン酸に次いで、EPAやDHAが多いです。

日本食品標準成分表2015年版(七訂)からデータを引用しています。

100gあたりの栄養成分
ししゃも/
生干し
ししゃも/
生干し
焼き
からふと
ししゃも/
生干し
からふと
ししゃも/
生干し
焼き
エネルギー 166kcal 177kcal 177kcal 186kcal
水分 67.6g 64.1g 69.3g 66.4g
たんぱく質 21g 24.3g 15.6g 18.2g
脂質 8.1g 7.8g 11.6g 11.3g
炭水化物 0.2g 0.2g 0.5g 0.6g
灰分 3.1g 3.6g 3g 3.5g
食塩相当量 1.2g 1.6g 1.5g 2g
脂肪酸総量 6.75g 6.27g 9.5g 9.52g
飽和脂肪酸 1.62g 1.53g 1.95g 2.01g
一価不飽和脂肪酸 3.4g 3.11g 5.52g 5.45g
多価不飽和脂肪酸 1.73g 1.63g 2.03g 2.06g
n-3系多価不飽和脂肪酸 1.47g 1.41g 1.73g 1.76g
n-6系多価不飽和脂肪酸 0.15g 0.14g 0.19g 0.2g
16:0パルミチン酸 1000mg 980mg 1200mg 1200mg
18:0ステアリン酸 120mg 110mg 120mg 130mg
18:1計 2600mg 2400mg 1400mg 1500mg
18:2n-6リノール酸 51mg 47mg 120mg 120mg
18:3n-3αーリノレン酸 23mg 20mg 39mg 42mg
20:4n-6アラキドン酸 68mg 66mg 30mg 32mg
20:5n-3イコサペンタエン酸 670mg 650mg 740mg 750mg
22:6n-3ドコサヘキサエン酸 550mg 530mg 650mg 670mg

シシャモはむかわ町が有名

北海道のシシャモはむかわ町が昔から有名です。私は北海道で育ったので、シシャモは一部地域で獲れる魚だと思っていました。(北海道の太平洋沿岸でだけ獲れるそうです)

当時の国鉄苫小牧駅ではシシャモチップ寿司という駅弁があったことを覚えています。駅弁で販売されるくらい、獲れていたのでしょう。

シシャモ・チップ・マス寿司・苫小牧駅弁

むかわ町のカネダイ大野商店のサイトにある本物ししゃもの説明を見ると、産地ならではの話を知ることができます。

ししゃもの説明 むかわ町カネダイ大野商店「北海道産 本物ししゃも」の説明 本ししゃもとカペリンの違いを説明します

漁期は10月~11月半ばまで

現在、漁期は1年の内、わずか1ヵ月半しかありません。それだけ資源を大切にしているのだと思います。

昔のことはこのように書かれていました。

昭和の時代は町民誰もがししゃもを取ることができました。むかわ町に流れる清流鵡川、産卵の為に遡上してきたししゃもを町民は網やタモを用いて捕まえることができたのです。

当時は鵡川に溢れる位のししゃもが遡上していて鵡川漁業組合で販売していたししゃも漁権利を購入すれば誰でも簡単にししゃもを獲る事ができたといいます。

さらに下の方まで読んで行くと漁獲量について書かれていました。

むかわ町では大正15年には19トン、昭和5年には68トン、昭和43年には178トンものししゃもの水揚げを誇りました。(中略)

漁法の技術進歩による成魚乱獲により平成2年には漁獲量が7トンまで落ち込みました。

ししゃもは今や貴重な魚です。

何でも売っているアマゾンでは冷凍物がありました。高いですけれども。

北海道産天然シシャモ メス(Lサイズ)30尾 【出荷元:北海道四季工房】
北海道四季工房
¥3,960(2020/07/05 09:47時点)
【商品内容】北海道産天然シシャモ メス(Lサイズ)30尾

NOTE

居酒屋でししゃもを頼むと、バサバサしてあまりうまくないのでまず頼みません。しかし、数年前に、むかわ町のししゃもをもらって食べたら、こんなにうまかったっけ?というくらい美味しかったです。

魚そのものの味が影響するのかもしれませんが、栄養成分がそれほど変わらないことを考えると、居酒屋で出て来る(輸入の)からふとししゃもは、干し方や保存方法や保存期間がアバウトなのかもしれません。

その他の水産物とオメガ3については、水産物の中のオメガ3をお読み下さい。

タイトルとURLをコピーしました