構造式を書く時、イラストレーターを使うよりも、専用のソフトを使った方が早くきれいに書けます。英語版ですが、ChemSketchというフリーソフトがあります。講談社ブルーバックスから解説本が出ています。
フリーソフトChemSketch(ケムスケッチ)を使おう
私は、フリーソフトのChemSketch(ケムスケッチ)を使って構造式を書いています。このソフトは英語なので、最初ちょっと使い方が分かりにくいです。
最新版はここからダウンロードできます。

ブルーバックスから解説本が出ています
2004年発行の古い本ですが、現在でも買える解説本があります。ただ、ブルーバックスが揃った書店でも並んでいるのを見たことがないので、アマゾンなど通販で買うのが一番早く手に入れる方法です。
ChemSketchで書く簡単化学レポート―最新化学レポート作成ソフトの使い方入門 (ブルーバックスCD-ROM) という本です。
ChemSketchのCDが付録でついて来ますが、2004年バージョンです。15年前のソフトをインストールしても仕方がないです。
上の英語サイトから、最新版をダウンロードしてください。
アマゾンのレビューでは、とても高価なChemDrawと比較して使い勝手がよくないと書かれていますが、ChemSketchはフリーで使えるのでそれが何よりのメリットだと思って使えばよいと思います。
できた構造式は、pngやjpgに変換して保存することができるので、いろいろな文書にも使うことができます。また、ブドウ糖など最初からテンプレートでついているものもあります。
日本語化できるともっと使いやすくなると思いますが、しばらく使うと慣れて来て、あれこれできるようになると思います。私のような文系で50過ぎたオヤジが使っているのですから、若い人ならもっと早く覚えられるでしょう。
このブログに出てくる構造式は、ChemSketchで描いています。
その他、図形が入っているのでちょっとした画を描くのにも使えます。色も塗ることができます。
構造式はたいてい画像になっているので、勝手に人が描いたものを持ってきて使ってはいけません。私のも勝手に使わないようにしてくださいね。
NOTE
構造式を書くとき、最初、旧版のイラストレーターを使いましたが、やはり専用のソフトの方が書きやすいです。
化学を専門とする人には、ChemDrawという高価なソフトが必要で便利らしいですが、私のような趣味で学ぶ人間には必要ではありません。
ChemSketchを使い始めて3年以上経ちましたが、十二分に役に立っています。ただし、最初は、ブルーバックスの解説を読んだ方がよいです。
そのうち、感覚的に「こうだろうな」と使うことができるようになります。