2016-06

油の常識

炭素と水素の数が多いと燃焼熱は大きくなり酸素が入っていると燃焼熱が下がる

有機物を燃焼させるとき、同じ炭素数なら酸素の数が少ないほど燃焼熱は大きくなり、また、炭素数が増えると燃焼熱は大きくなります。メタンとメタノールはどっちが熱量が高いのか?以前、油はカロリーが高いがどのくらい高いのか比較してみたという記...
α-リノレン酸

サチャインチオイルからオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスについて考えた

サチャインチオイルの脂肪酸組成の特徴は、α-リノレン酸が約50%でリノール酸が35%とリノール酸が意外と多いところです。リノール酸が多く、α-リノレン酸がほとんど含まれないコーン油と比較する実験では、サチャインチオイルの方が、総コレステロー...
酸化

亜麻仁油の酸化を抑える保存方法

亜麻仁油の保存性を高めるには、まず、冷蔵庫で保存することです。さらに、少しごま油を足すのが効果的なようです。重量比10%足すとよいようです。焙煎ごま油の方が抗酸化力は強いですが、くせのない太白ごま油を足せば風味に影響はないと思います。...
酸化

オメガ3の油の加熱について

加熱料理に強いといわれるインカインチオイルとカメリナオイルはビタミンEとポリフェノールのおかげで酸化しにくくなっています。そして、市販されている亜麻仁油とえごま油には保存性を上げるため、ビタミンEとビタミンCが添加されているものが結構あ...
うつ

オメガ3の脂肪酸はうつに効果がある?

魚油には抑うつ気分やうつ病を防ぐ働きがあると考えられていますが、男性には効果的ではないようです。また、うつの人にEPAを投与する場合、1日1グラムが適量で、多いと効果がでないことが書かれていました。油について本をいろいろ読むようにな...
オリーブ油と混ぜる

オリーブ油とえごま油を混ぜると総コレステロールと中性脂肪を下げる効果がありそうだ

オリーブオイルとえごま油を1:1の割合で混ぜて使用すると、えごま油だけよりもオリーブ油を混ぜた油を使った方が、T−ch(総コレステロール)値やTG(中性脂肪)値が低くなる効果が期待できるかもしれないという論文がありました。
効果

脂肪を燃焼させるならオメガ3をとってオメガ6を制限して運動すること

毎日オメガ3の油を飲んでいるとダイエットできるなんて都合のよいことはありませんが、オメガ3の脂肪酸は燃えやすいらしいです。以前、EPA・DHA、α-リノレン酸は優先的にエネルギーに変わるという記事を書きました。しかし、実際のところはどう...
農産物

オメガ3豊富なエゴマの実の食べ方はすりゴマ

油の摂り過ぎが気になる人は、えごまの乾燥させた実を買ってきて、炒ってから擦る、「すりごま」を使う方法があります。すりごまは固形物なので、液体に比べると、食べる時に絶対量が少なくて済みます。乾燥させたえごまの実は種です。生き物なので生...
油と調理

油を使った加熱料理には酸化防止にショウガを入れよう

油を使って炒めたり長時間煮ると油は酸化していきます。しかし、ショウガを一緒に炒めたり、炒めてから煮ると酸化が抑えられます。調合サラダ油、サフラワー油(紅花油)、ゴマ油、オリーブ油を使う場合、それぞれ酸化が抑えられましたが、ゴマ油は、もともと...
油と調理

スパイスは油の酸化を抑える

ラードは、ローズマリー、セージ、サボリ、ジンジャー、ナツメグ、タイム、クローブ、メース、オレガノによって酸化が抑えられることがわかりました。てんぷら油(大豆油となたね油の混合油)は、ローズマリーとセージだけが酸化に対して効果がありました。...
スポンサーリンク