えごま油で多分一番よく知られているのは、朝日えごま油だと思います。クセがなく使いやすく、手に入りやすいえごま油です。まずお近くのスーパーで探してみてください。
朝日えごま油 170gは、たいていのスーパーで見かけるようになりました。株式会社朝日は、油のメーカーではなく、食品輸入原材料商社です。
えごま油としては、ブームになるずいぶん前から自然食品店に置いてありました。
私は風味にクセのない朝日のえごま油が好きです。値段もこなれていて、スーパーでは900円を切るくらいでいつも販売されています。多分、今なら、ネットで買うよりもスーパーで買った方が安いかもしれません。よく値段を比べてみてください。
朝日の通販では税込み1,080円で販売されています。これがメーカー希望小売り価格なのでしょう。
原料のえごまは中国で栽培されています
株式会社朝日に電話して聞いてみると、原料のえごまは、中国の契約農家で栽培されているそうです。あくまでも国産にこだわる方はご注意を。加工は日本で行っているとのことです。
60℃で脱酸と脱臭しています
また、低温圧搾した後の製造工程に、「精製」があったので聞いてみると、脱酸と脱臭の工程があり、脱臭では温度は60℃までにとどめてα-リノレン酸を壊さないようにしているとのことでした。
さすが日本の会社だなと思いました。
一般的な油の精製について、油の精製とは魔法なのだろうか?という記事を書きました。一般的に脱臭の工程では、もっと高温、200℃くらいで行われます。ちなみに、天ぷらを揚げる時の温度は180℃くらいです。
アマゾンでえごま油を調べると、商品によっては開栓した直後から魚くさいと書かれているものもありました。私は朝日のえごま油を買って何本も使いましたが、そんなことを1度も感じたことはありません。
ただし、開栓後、冷蔵庫の中に入れたままずっと忘れていると話は別です。やはり、魚くさくなってきます。早めに使うことを心がけて下さい。
NOTE
以前、テレビでえごま油が紹介される度に、店頭から消え、ネットではびっくりするようなプレミアム価格がついていましたが、どうやら朝日のえごま油は供給量を増やしてくれたのか、ちょっとした番組の影響を受けなくなりました。
たいていのスーパーに買いやすい値段で並んでいます。
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