脂質の代謝

脂質の代謝

脂肪は消化されるとどうなる?

脂肪は消化されると、大まかにいうと、貯蔵される、燃料になる、細胞膜の材料になる働きがあります。脂肪の消化脂肪はグリセリンと3つの脂肪酸がついたトリグリセリド(TG)の形をしています。太っていると健康診断で中性脂肪が高いといわれる時が...
脂質の代謝

食べた脂肪は分解されるがコレステロールはそのまま体の中に入ってくるぞ

食べ物に含まれる脂肪はモノグリセリドと2本の脂肪酸に分解されますが、コレステロールは分解されません。これらは胆汁酸によってミセルとなり小腸から体の中に入ってきます。コレステロールは炭素数27で意外とサイズが小さいのです。コレステロール...
脂質の代謝

カイロミクロンは中性脂肪(TG)を配る

小腸細胞内にミセルとして入ってきたトリグリセリド(中性脂肪)とコレステロールは、今度は、リン脂質とアポタンパク質からできたリポタンパク質にくるまれ、血液中を流れカイロミクロンとして各組織へトリグリセリド(中性脂肪)を運搬します。もう少し...
脂質の代謝

VLDLからコレステロールを配るLDLへ

この記事では、食べ物からではなく、肝臓で作られたコレステロールと中性脂肪(TG)がどのように組織に配られるのか。VLDLができ、LDLに変化し、LDLが肝臓に戻ってくるまでを説明します。この記事は、カイロミクロンは中性脂肪(TG)を配る...
脂質の代謝

余分なコレステロールを回収するHDL

HDLは、細胞にたまったコレステロールを肝臓に戻すのが役割です。善玉コレステロールといわれるHDLが小腸や肝臓から生まれ、組織からコレステロールをもらいながら、肝臓に戻ります。また、CETPという酵素によって集めたコレステロールをVLD...
脂質の代謝

なぜ中性脂肪が高いと善玉コレステロールHDLの数値が低くなるのか?

健康診断の結果で、中性脂肪が高いと善玉コレステロールHDLが低くなると思ったことはありませんか?私はビールが好きなので、飲んでいると体重が増え、中性脂肪が上がります。しかし、なぜ同時にHDLが低くなるのだろうと思っていました。その理由を調べました。
脂質の代謝

細胞からコレステロールをHDLに渡すABCタンパク質

HDL(善玉コレステロール)は細胞から余っているコレステロールを受け取り肝臓に運びます。このとき、HDL自身が細胞からコレステロールを引き出すのではなく、細胞膜にあるABCタンパク質が、余っているコレステロールを細胞外に搬出しそれをHDLが...
脂質の代謝

ブドウ糖がアセチルCoAになるまでに11個の反応がある

ブドウ糖がTCA回路(クエン酸回路)に入る物質アセチルCoAとなるには、11個の反応が必要です。一方、脂肪酸からわずか4個の反応でアセチルCoAができます。脂肪はエネルギー源として優れています。ブドウ糖が分解される解糖系の反応以前、...
脂質の代謝

脂肪は寝ていても運動していても使われている

体はブドウ糖を燃やしてエネルギーにしているといわれます。そのため、体についた脂肪を燃焼させるには、最初にブドウ糖を消費して糖を枯渇させてから脂肪が燃え始めると思っていたのです。脂肪を燃やすためには、運動を始めてもしばらく時間がかかると思って...
スポンサーリンク