2016-05

α-リノレン酸

αリノレン酸がEPAとDHAに変化する割合はとても低い

亜麻仁油やえごま油はEPAとDHAに変換されるから、いろんなものにかけて摂った方がよいとすすめられますが、EPAやDHAに変換される比率は高くありません。EPAやDHAを摂るなら魚を食べるのが一番よい方法です。えごま油や亜麻仁油は、...
酸化

オメガ3脂肪酸は酸化ストレスを軽減する

オメガ3の油(魚油)は、大気下では、とても酸化されやすい性質があります。しかし、体の中では、酸素の量が減るので酸化しにくくなり、さらに、体の中で強い酸化ストレスがかかると、オメガ3の油は、自身は過酸化されるものの、細胞の酸化を防ぐ働きがある...
オメガ3の過剰摂取

オメガ3脂肪酸はとり過ぎても害にならないのか

EPAやDHAを1日10g以上摂取すると出血時間が延びます。また、中性脂肪が高い、高血圧、糖尿病をお持ちの方は、魚油やEPAやDHAを含むカプセルを飲んでいると、LDL-コレステロールが上がる可能性があります。もっとも酸化されやすいDHAは...
オメガ6

オメガ6の脂肪酸とはω端から6番目の炭素に二重結合がある

オメガ6の脂肪酸は、脂肪酸のカルボキシ基(-COOH)とは反対側の端、オメガ端から6番目の炭素に二重結合がある脂肪酸です。オメガはギリシャ文字で最後の文字です。終わりという意味があります。位置を意味しています。
油と調理

揚げ物をするときはコーン油6ごま油4にすると油が酸化しにくい

コーン油だけで揚げ物をすると、その後日ごとに油は酸化していきますが、コーン油6:ごま油4に配合した油で揚げ物をすると、ごま油だけよりも酸化に強くなります。しかし、コーン油9:ごま油1の配合にすると、コーン油だけより酸化されやすい油になってし...
リノール酸と病気

脂肪のとりすぎとガン

脂肪をとり過ぎると、ガンにかかりやすくなり、脂肪酸の中ではリノール酸に発ガン、増殖、転移を促進する働きがあるそうです。はっきり書かれていて驚きました。油をとり過ぎるとガンになるという話、何となく聞いたことがあるような気がしますが、都...
リノール酸

リノール酸の酸化とノネナールができるまで

リノール酸を酸化させると、理論上、7種類のアルデヒドができることが考えられます。その中に、3-ノネナールが入っています。ところが、実際に実験すると、2-ノネナールが主要産物の一つになっています。ノネナールはリノール酸からいくつかできるアルデ...
リノール酸

リノール酸の酸化

リノール酸の酸化は、二重結合の間にはさまれたメチレン基から水素が引き抜かれ、反応が始まり、二重結合した炭素の隣の炭素にヒドロペルオキシド基(OOH)が結合します。さらに、ヒドロペルオキシド基(OOH)が結合した部分から分解し、炭素数の小...
オリーブオイル

オリーブオイルはいつからどんな用途に使われていたか

オリーブは少なくとも5000年前から栽培され、オリーブオイルの製造業は紀元前2000年、つまり、4000年前からあったそうです。オリーブオイルの使用方法は、ランプの燃料以外、今とあまり変わらないです。何年か前に買って来て「積ん読」に...
脂肪の合成

脂肪の材料になるのは光合成から作られる糖である

脂肪のもとは糖であり、糖は光合成で植物がつくります。光合成には明反応と暗反応があり、明反応で、光エネルギーをATPとNADPH+H+に変え、暗反応では、それらを使って、二酸化炭素(CO2)から糖をつくります。この記事では、明反応まで説明...
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